更新しているのは、今この瞬間を一生懸命生きている人の話｜娘の気持ち

こんにちは、鳳花です。

最近更新が機械的になっている気がします。
「何月何日の何時にこんな症状が出た」ばかりを更新して。

でも本当は違うんです。
毎日母と私には会話があって、笑いがあって、涙があって、多分お互いに知らない葛藤もたくさんあります。

毎日「ここ数年の出来事が全部夢ならいいのに」と思います。でも朝目が覚めて、毎日現実に打ちひしがられます。

私は母が大好きでしょうがなくて、母も私のことが大好きです。
別に特別なことをしなくても、ただ一緒にご飯を食べるだけでとても幸せです。

でも、そんな当たり前のはずのささやかな幸せがどんどん奪われていく。

本当はもっとちゃんとブログを更新したいけど、頭がいっぱいで、力がなくなって出来ません。

応援してくださる方や待ってくださる方がいる限り頑張るつもりですが。
（応援は本当に励みになっています。ありがとうございます！）

でも、「今見てくれている人のどれくらいが本当に応援してくれている人なんだろう」と怖くなる時もあります。

一人の死は悲劇だが、集団の死は統計上の数字に過ぎない

アドルフ・アイヒマン

とはよく言ったもので、私たちがどんなに頑張っても、他の人からすれば画面の向こうのドキュメンタリーなんですよね。

母の容体が悪化した時の記事ばかり閲覧数が増えるので、なんだかクライマックスを待たれているような気がしたり。被害妄想だといいのですが。
こんな考えが浮かんでしまう時点でマイナス思考になりすぎですね。

そんな中で、普段から見てくださる方々には感謝しかありません。
人の温もりに触れることができて、本当に幸せです。

母はこれまですごく頑張ってきたから、もう気力がありません。
思考も、余命宣告される前とは全然違います。当たり前ですよね。身体より先に心を殺されたんですから。

助けたいけど、私には何も出来ません。最近は心の支えにさえなれていない気がします。
私は母の光でありたい。

もう八方塞がりで、でも助けたくて、でもそれを全然ブログにかけていなかったので吐き出してみました。