こんにちは、コピーライターの鳳花です。
乳がんかも?でも病院に行くのは怖い…あなたは今不安で乳がんの兆候を調べているかもしれません。
実際、調べればいくらでも乳がんの症状は出てきます。でも、ネットの情報信じすぎないでください。
ネットの情報を信じすぎたせいで、発見が遅れてしまうことがあります。
2020年現在も、私の母は乳がんと闘っています。今回は、母が乳がんと診断されるまでに感じた兆候と、発覚までの1年間の経緯を2回にわけてお話しします。
1年間の経緯
はじめに感じた兆候
2018年のお正月あたり、うつ伏せで寝た時に「痛っ」と思った。
ネットで調べたところ、乳腺症かもしれない。「痛い乳がんはない」と書いてあったので乳がんだとは疑わなかった。
20年前、娘(鳳花)が赤ちゃんの時に乳腺炎になっていて、それと同じような痛みだった。乳腺症なら、更年期でなる可能性がある。
ネットでお医者さんに質問できるサイトでも「おそらく乳腺症でしょう」と言われた。だから乳腺症だと信じた。
しこりはその時からかなり大きかった。大きすぎて、「がんなら普通、小さいのから大きくなるだろう」と思っていた。乳がんとは思わなかった。
痛みがひどくなる
2018年の8月、左胸が痛くて、乳腺症に効く漢方を飲み始めた。
でも、痛みも腫れもマシにならない。
夜、仰向けで寝るとすごく痛くなるようになった。
10月頃から、座らないと寝られなくなった。
ソファにもたれかかって、胸をさすって寝るようになった。
この頃から「まさかな」と思うように。
でもネットで調べても「痛い乳がんは無い」と書いてある。「稀にある」と小さく書いてあったが、「まさか自分がこの歳でがんになんかなるはずない」と思っていた。
でもこんなに痛くて寝られないなんて。「なんやろ…なんやろ…」という怖さはずっとあった。
病院に行くのが怖い
病院に行けない理由があった。
お金が無い。何より、一人で病院に行くのが怖い。
夫は単身赴任で東京に行ったまま、何度言っても帰って来てくれない。後に帰ってこなかった理由がわかる。
でも、11月くらいには胸の表面に出来物ができ始めていた。
明らかに乳首の形が変わり始めた。
(これはお医者さんに関係ないと言われているが、)尿がクレヨンのような臭いになった。
いよいよ耐えられない。
派遣で仕事も始めたし、夫は帰ってきてくれないし、一人で病院に行った。
【ネットの情報を鵜呑みにするな!乳がんの兆候と発覚までの1年(後編)】に続く
コメント