こんにちは、コピーライターの鳳花です。
【ネットの情報を鵜呑みにするな!乳がんの兆候と発覚までの1年(後編)】の続きです。
今回は、ステージ4の乳がんと発覚してから、私の母が1ヶ月間でとった行動や心情を書きます。
がんと宣告された次の日、週5で通っていたヨガ教室を解約しに行った。
ヨガのインストラクターになりたかった。
乳がんだと宣告される前に受けていた、手話検定準1級の合格証が届いた。
将来は「手話通訳者」になりたかった。
インストラクターと手話通訳者の両方の資格を使って、
「耳が聞こえない人も楽しめるヨガ教室」をするのが夢だった。
諦めないといけない悔しさはあった。
でも、「頑張ってたんや、自分」と嬉しかった。
がんだとわかってすごく怖かった。毎日怖い。
看護師さんに「子どもたちには言ったほうがいい」と言われた。
治す気でいたから、ばあちゃんには言わなかった。
他の臓器に転移して、本当に危なくなったら言おうと思った。
言えばばあちゃんは泣くと思ったし。
それに、ばあちゃんのマイナス思考に流されたくなかった。
義父母にも言わなかった。
心の整理はついていないが、「抗がん剤頑張る」という気持ちが固まった。
12/23、鳳花に夫から言ってもらった。
自分で言うのは泣いてしまうから。
2019年のお正月、帰省してきた伯母たちにがんのことを話そうと思った。
でも顔を見ると言えなかった。
伯母たちが戻ってから、LINEで言った。
【乳がんの抗がん剤治療の体験談|副作用がきついAC療法】に続く
母が乳がんだと宣告されてから、約1週間後に私はがんのことを知ることになりました。
母は絶対に私を責めることを言わないし、本当にそう思っているのでしょうが、
「鳳花は何も悪くないよ」
と言ってくれます。
でも、なんと言われても
「もっと早く私が気づけていたら」と思ってしまいます。
母とは離れて暮らしていますが、毎日LINEをしていました。
私に明るくて元気なLINEを送りながら、一人でずっと恐怖を抱えていたのだと思うと、胸が痛くてしょうがないです。
母の心の整理がつかないのはもちろんのこと、患者家族もなかなか心の整理はできないものですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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