6/9 CT検査の結果|ゲムシタビンは効いているのか?想定外のお話も

眠いはなちゃん 検査

こんにちは、コピーライターの鳳花です。

6月9日、CT検査の結果を母と一緒に聞きに行きました。
ゲムシタビン療法を始めてから初めてのCTです。

効いているかどうかで余命が変わってきます。
緊張しました。


先に結果を言うと、「想定外」です。

CT検査の結果

腫瘍は「若干の増大」

4月23日に左胸からの転移が発覚した時に比べ、子宮・卵巣の腫瘍は、
「若干増大している」と言われました。

でも、1月から4月の3ヶ月間で間に切除出来ないほど大きくなっていたことを考えると、
「がんの進行は抑えられている」と判断できるそうです。

「もう残された治療法が少ないので、ここで次の治療法に変えるのはもったいない。
あと2クール(4回分)やって様子を見ましょう。」
とのことでした。

 

右胸に新しい腫瘍(?)が2つ映った

CT画像で、右胸に光る部分が新しく2つ見つかりました。
画像からは、良性なのか悪性なのか、原発なのか転移なのかも分かりません。

後日、超音波と、必要であれば生検をすることになりました。


「もし右胸が新しいがんだったとしても、左胸の時と同じトリプルネガティブとは限らない。
トリプルネガティブでなければ、新しい治療を上乗せする形で開始することになる」

と言われました。

ここまで聞いた時は正直、あまり「良くない結果」だと思っていました。
でも、少しだけ光が見えたんです。

 

子宮と卵巣の腫瘍が小さくできるかも

*「子宮と卵巣に転移して出来た腫瘍」と毎回書くと長いので、以下、
 「骨盤内の腫瘍」と書きます。

異なるタイプのがんが体に存在していると、1つに見える腫瘍の中で、モザイク状に複数タイプのがんが混在していることがあるそうです。

右胸の光って映るものがトリプルネガティブ以外のタイプのがんであると確定すれば、骨盤内の腫瘍も、全部がトリプルネガティブとは限らなくなってきます。


もし骨盤内の腫瘍が複数タイプのがんで構成されていた場合、右胸用の新しい治療が、右胸だけでなく、骨盤内の腫瘍の中に混ざっているトリプルネガティブ以外のがん細胞にも効く。

その結果、トリプルネガティブの部分は「最高で現状維持」でも、他の部分は「治療で小さく出来る」かもしれないそうです!

HER2型であれば、治療の手札がより増えるとお医者さんはおっしゃっていました。

悪性であることを望む!?

なんだか想定外のお話が出てきて、かなりびっくりしています。

まだ右胸ががんだと決まったわけではありませんが、同じ人間の体から違う種類のがん細胞が生まれるということを初めて知りました。

骨盤内の腫瘍も若干は大きくなっているから、余命も伸びたのかはよく分からなかったです。

病院からの帰り道に母と
「良性よりHER2がいいな」
なんて話しましたが、よく考えたら『新しいがんを望む』ってカオスですね笑

もちろん左胸のトリプルネガティブが転移してる可能性もあるので期待しすぎも禁物ですが……
少し光が差しました。



母は6月17日に超音波と、必要であれば生検をしてきます。
治療の手札が増えて、少しでも長く生きられることを今は願うばかりです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
説明が難しく、分かりにくい部分があるかもしれません。何か質問等ありましたら、お気軽にコメントをお願いします!

6/30 右胸生検の結果|CTに映った影の正体は?】に続く

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