こんにちは、コピーライターの鳳花です。
6月30日は、2つのイベントがありました。
1つ目は、母が6回目のゲムシタビンを投与してきました。
2つ目は、6月9日のCT検査の結果で影が映った右胸の生検の結果を聞いてきました。
この記事では、ゲムシタビン療法の経過を書きます。
1日ごとに更新していくので、ご確認お願いします😊
記録だけ見たい方は、目次から飛べます!
これまでのゲムシタビン療法の記録や副作用への対策は、 【乳がんのゲムシタビン療法の副作用|1日ごとの記録と対策|現在進行形】 【6/23 ゲムシタビン療法5回目|1日ごとの記録】 に書いています。
体にちょっと無理をさせて抗がん剤を続ける
診察室でのお話
診察室に私もついて行き、お話を聞いてきました。
血液検査の結果、今回は白血球の数が全然増えていませんでした。
写真の通り、参考値の半分以下です。(一番上)
先週は参考値の範囲内である35Lまで回復していたので、まさかこんなに低いとは誰も思っていませんでした。
白血球が全然増えてないから、今回は抗がん剤厳しいですね…
そう言われた瞬間、母の顔が絶望でいっぱいになりました。
6月16日に抗がん剤が打てず、その直後から激しい腹痛に襲われたのを思い出したからです。
鎮痛剤を飲み続けないと、子宮が痛すぎて動けない。
痛いと「がんが進んでいるかも」という恐怖で心がどんどん弱っていく。
母にとってかなりきつい1週間でした。
(【6/16 患者家族に出来ることってなんだろう?|後悔しないために】で詳しく書いています)
抗がん剤を打ちたいお母さんは言いました。
抗がん剤を打たなかった週は、鎮痛剤が切れるとすぐ痛くなりました。
でも抗がん剤を打った後は、痛くなることが1回しか無かったんです。
痛くなると気持ちがうわーーって弱りました。
なるほど…
白血球の数がいつもあまり増えないので、現在は投与量を80%に減らしています。
長い闘病で骨髄が疲れているので、これ以上減らしても、多分白血球の減少は変わらないですね…
でも抗がん剤を抜くのは体にも心にも良くない。
となると、ノイトロジン(*)を注射しながら抗がん剤を打った方がいいと思います。
今回はそれを使って、次の抗がん剤までに自力で白血球が回復するのを期待しましょう。
ということで、ノイトロジンを注射することで、なんとか今日も抗がん剤を打つことができました。
*ノイトロジンとは?
ノイトロジンはジーラスタの仲間です。
骨髄中の細胞を刺激して好中球を増やし、好中球の働きを強めます。
ノイトロジンは即効性があるわけではなく、数日かけて好中球の上がってくるものです。
副作用は、注射したその日に微熱・関節痛があるかな?程度だそう。
ジーラスタはノイトロジンの10本分くらいの威力があり、その分副作用もめっちゃきついです。
【ジーラスタについてわかりやすくまとめた!効果・副作用とその対策】
ただ、ジーラスタより弱いとは言っても、骨髄に無理をさせることに変わりはないので、打ちすぎは良くないです。
ゲムシタビン療法(6回目 6/30〜7/13)の記録
青字が抗がん剤の副作用、赤字ががんの症状
6/30
点滴中、生理痛をキツくしたような腹痛、血管痛
22時すぎ、子宮に鈍痛→オキノームを飲む
7/1
朝から顔がほてる。1日中続いた
便秘。酸化マグネシウムを飲む
7/2
昼、予防でカロナールを飲む
熱や寒気も特になし。19時半頃、36.3℃
カロナールを飲むと異常に眠くなる
7/3.4.5
異常なし!
7/6
17時ごろ、子宮に鈍痛→オキノームを飲む
急に振り返ると、景色が後からついてくるようなめまいとふらつき
7/7
朝から子宮が痛む、水のようなおりものが出る→オキノームを飲む
19時40分、オキノームとタリージェを飲む
1日中、子宮に鈍痛
7/8
朝からタリージェとロキソニンを飲む
15時半と16時半にオキノームを1包ずつ飲む
17時頃、ロキソニンを飲む
18時頃、オキノーム
1日中激しくお腹が痛かった
7/9
深夜2時ごろ、オキノームを飲む
おりものの量がめっちゃ多い→多分子宮に溜まった水?
朝9時、タリージェとロキソニン
16時半、ロキソニン
昨日に比べれば腹痛はマシ
20時頃、タリージェとオキノーム
7/10
昼まで腹痛無し
16時前、ロキソニン
17時頃、オキノーム
7/11
朝9時頃、ロキソニン
7/12
昼、ロキソニン
17時40分頃、オキノーム
7/13
異常なし!やったー!!
参考:https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/article/58c7274b67f669bf0f8b4569.html
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