こんにちは、コピーライターの鳳花です。先日8月25日、母のCT検査の結果が出ました。
結果は何となく分かっていましたが、実際聞くとやっぱりきついものがあります。
CT検査の結果
がんは若干進行している
6月9日のCT検査の結果と比べて、今回もがんは若干進行していました。
お医者さんいわく、
若干だけど、でも着実にどの部分のがんも大きくなってきている。
ゲムシタビンの意味がなかったんじゃなくて、薬で抑えきれていない。
1月から4月の急速な拡大に比べればスピードは抑えられてるけど、じわじわ大きくなってる感じ。
だそうです。
ありがたいことに、他の部分への転移はありませんでした。
本当によかったです。
私、年越せますかね。来年が年女なんです。長男は年男で。
長男はお正月に食べる鯛が大好きなんですけど、私が年越せなかったらお正月どころじゃなくなるでしょう?
という母の問いに、お医者さんは
ゲムシタビンが頑張ってくれたんでねぇ…
と、明確に答えてはくれませんでした。
最後の抗がん剤へ
前述の通り、ゲムシタビン療法が効いていない訳ではありません。
でも、ゲムシタビンでは抑えきれない。
だからといって、これ以上抗がん剤の回数や量を増やすのは難しい…(白血球が増えないから)
ということで、今回の7クール目が終わったら、違う抗がん剤に変えることになりました。
次の抗がん剤は「エリブリン療法」。
母に使える、最後の抗がん剤です。
家族で話し合うべきこと
看護師さんに、
「そろそろ、最期はどこで迎えるかとかを家族で話し合った方がいい」
と言われました。
元気なうちに話しておく方が良いそうです。それは分かっているんですが、どうしても辛い。
病院で最期を迎えるとすると、私たち家族は、その瞬間に立ち会えない可能性が高いです。
なぜなら、新型コロナウイルスの影響で面会が禁止されているから。
最期になったら、お医者さんの判断で病室に呼んでくれるかもしれません。でも、何人入れるのかも、何分いられるのかも分かりません。
「入院する時が、最後に会える瞬間だと思っておいた方がいい」
と言われました。
家で最期を迎えるなら、私たちは立ち会うことができます。
しかし、その分身の回りのお世話をすることになります。
母のような場合、若くても介護認定してもらえるそうですが、どうしても家族に負担がかかるのは確か。
母は、みんなに負担をかけたくないから病院でいいそうです。
でも、これは母だけの問題ではありません。
しっかり親子で、兄弟で話し合うべきこと。
いつか決めなければなりません。
なんか、まだやけど、でもいよいよなんやって、避けられへんことなんやって思った。
と母は言いました。
私も、分かってはいたものの、覚悟しているつもりだったものの、やはりダメージがめちゃくちゃ大きいです。
話し合うべきことは話し合って、やりたいことはやって、少しずつ準備をしていかないといけないんだなと痛感させられました。
しんどいです。辛いです。助けたいです。
お母さんに、ただ笑っていてほしいだけ。頭を撫でてほしいだけ。
神様がいるなら、そんな小さな幸せを奪わないでください。
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