こんにちは、コピーライターの鳳花です。
【乳がんの抗がん剤治療の体験談|副作用がきついAC療法】の続きです。
今回は、母にとって2つ目の抗がん剤、ドセタキセル療法による闘病のお話をします。
この記事は、治療中の母の心情がメインに書かれています。 詳しい副作用とその対策については、 【乳がんのドセタキセル療法による副作用|1日ごとの記録から対策まで】と、 【筋肉痛だけじゃない?ジーラスタの副作用とその対策】で 書いていますので、そちらをご覧ください!
2019/5/14 ドセタキセル療法開始
「AC療法が効いたら次も効くと思う」と言われ、ドセタキセル療法を開始。
徐々に副作用がキツくなっていくタイプらしい。
3回目くらいまでは「いけるんちゃうか!」と思った。
AC療法の経験から、対処法もわかってるし。
舌がものすごく荒れて、味も分からなくなることもあったけど、「何日くらいで味もわかるようになる」とかがわかってくる。
期限が分かっているから頑張れた。
胸の腫れも引いてきた。
でもやっぱり、後半は副作用がえぐくなった。
パンパンにむくんで、体重もどんどん増えた。
手足も痺れる。味もわからない。ジーラスタで筋肉痛。
それでも負けたらあかんと強がった。
でも、夫の不倫が発覚した。
一人で病院に行くのが怖くて、帰ってきて欲しいと行っていたのに帰ってきてくれなかったのは、不倫相手と住んでいたからだった。
乳がんにはストレスが大敵なのに、ストレスだらけになった。
もう頑張れない
副作用もあるし、不倫のストレスもあるし、そのせいで毎日夫から「死ね」と言われる悪夢も見る。
もうボロボロだった。
「もう生きたらあかんのかな」
「死にたい」
と毎日思った。
踏切まで何度も足を運んだ。
でも、死ねなかった。
子どもたちの顔が出てくるから。
頑張れたのは、子どもたちがいたから。
でも掃除機をかけるのもが命がけ。近くの駐車場までも歩くのがキツい。
もう無理だと思って、「抗がん剤やめます」と言いに行った。
お医者さんには、「副作用がキツく出てるから、抗がん剤の量を8割に減らしてやっていきましょう」
と言われた。1回、8割でやることにした。
でも8割でもキツいのは変わらなかった。
だから、次の抗がん剤の日に、
「もうやめます」
と言った。
するとお医者さんから、衝撃の一言が出た。
【乳がん全摘手術|術前術後それぞれの葛藤】に続く
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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